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1月の大雪による農林業被害に対する要望
2005年2月2日

福島県知事
 佐藤 栄佐久様

日本共産党福島県議会議員団
                             団長  神山 悦子
                                 長谷部 淳

 1月11日と16日に降り続いた大雪によって、特に阿武隈山系の農業や林業に多大な被害が発生しました。私たち共産党県議団は、22日に郡山市中田町と31日には伊達郡で最も被害が大きかった霊山町の現地調査を行いました。今回は、水分を多く含んだ重い雪だったため、特にハウス野菜やしいたけ、畜産(鶏)などのパイプハウスの倒壊、また杉の倒木などの被害が出ています。

 農家自身も以前の雪害をふまえ、パイプを太いものに換え、ビニールも耐久性にすぐれたものに交換するなどの対策をしたにもかかわらず被害にあっています。

 被害農家の意欲減退も危惧されることから、県として、早急に支援を行なうよう求めます。

<要望事項>
1、 被害に見合う必要な予算を確保し、被害農家と市町村を支援すること。
2、 現行の県農業等災害対策補助金交付金要綱を見直し、経費の補助額3分の1を2分の1へ引き上げ、農家負担を軽減すること。
3、 廃ビニールの処理への対策を講じること。
4、 共済金の早期支払ができるようにすること。
5、 被災農家への技術指導、資金の手当てなどの対策を講じること。
6、 倒木した材木の処理や、材木の利用方法などを検討すること。

以 上



日本共産党福島県議団
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