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長谷部淳
日本外交の「主体性はゼロ」
 6月13日、「市民オンブズマンいわき」の総会で、前駐レバノン特命全権大使の天木直人(あまき・なおと)さんが記念講演する、というので参加しました。彼は昨年、イラク戦争反対を首相に進言し、外務省を事実上解雇された元外交官です。
 30数年間のキャリアをもった外交官だけに、日ごろなじみがない外国事情や日本外交のなまの姿を聞くことができました。
それにしても外務省内では、「それはおかしい」と思っても声を上げる人はいないとか、アメリカに批判的なことを言うと、「共産党だ」「反米だ」「テロリストだ」などと非難され、少なくとも出世はできないとかと聞くと、日本外交は危機的だ、と思わざるを得ません。
 私は彼に質問しました。「日本外交の主体性は、外交官として感じられましたか?」と。
 答えは「主体性はゼロ」「アメリカにどう協力するかが日本外交のすべて」でした。今後の外交のあり方としては、「他国が日本に期待する経済外交もあるが、それにもまして平和外交が求められる」とのこと。
 日本共産党以外の政党の多くが、憲法9条をなくそうとしている今、ここでも日本共産党の役割の大きさを痛感しました。
(6月13日記)


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