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神山悦子
大型店出店で雇用が増えるといいますが
 9月県議会で「商業まちづくり条例」が制定されましたが、実際には来年10月から施行なので、今「駆け込み」的な大型店の出店が相次いでいます。
 特に4号線沿いには、今年9月と10月に、イオングループが鏡石町と須賀川市に24時間営業の大型店をあいついでオープン。また、プラント(本社福井県)は、大玉村に12月にオープンめざし建設中。泉崎村でも誘致の動きがあります。首長さんはいずれも、「地元の雇用が増えるから」と歓迎しているようですが、果たして実際そうでしょうか。
 実は、知り合いの息子さんが、最近できた大型店に就職し喜んでいたら、1ヶ月5〜6万円の給料では生活できないというので、イオングループの鏡石店と須賀川店へ電話による聞き取り調査をしました。それぞれ各専門店が入っていますが、それを除いたイオンだけでは、鏡石店が従業員280人のうち正社員は30人、それ以外はパートとアルバイトです。須賀川店は、従業員150人のうち正社員は11人、他は全部パートです。パートやアルバイトは、商品出しや掃除など細切れの仕事がほとんどで、1日3〜4時間か5〜6時間、週5日勤務なので、時給700円〜800円で計算すると、給料は1ヶ月多くて5〜6万円にしかなりません。これでは、若者に自立せよという方が無理な話です。
                            <11月28日>
<活動日誌>
11/30 年金者組合県へ請願書提出
12/1  12月県議会開会
 2  FTV討論番組収録予定



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