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神山悦子
ジェンダーフリー教育へのバッシングで
男性議員の喝采を浴びる女性県議
 12月県議会が17日閉会しました。今議会は新潟中越地震の災害をふまえ、県の災害への取り組みについて各議員の質問が集中しました。
 ところで、小泉政権は今月半ばまでだった自衛隊派兵期限を延長し、郡山・福島の駐屯地から110人を交代要員としてイラクへ派兵しました。これとあわせ、憲法第9条をはずそうとする憲法改悪の動きやその人づくりとなる教育基本法改悪まで、歴史を逆戻りさせる動きが表面化していますが、今度の議会でもこれに呼応するような質問がありました。それも自民党の女性県議からです。
 まず、郡山の自衛隊駐屯地の存続を求め知事へ質問。さらに、県の男女共同参画の推進について、「多くの家庭では、男らしく・女らしくと育てているはず」と述べ、ある県立高校の男女平等推進のとりくみを「行き過ぎたジェンダーフリーではないか」と述べたとたん、議場内がにわかに活気づき、自民党だけでなく私の隣にいる会派の男性議員まで「そうだ」と同調する声が飛び交い喝采を浴び、ますます彼女は「日本人は日本人らしく・・・」と続けたのです。
 こうした言動は保守層の男性を喜ばせても、社会的に低い位置におかれてきた多くの女性たちがたたかい勝ち取ってきた男女平等の歴史を知らないだけでなく、結果としてそうした女性の代弁者でもないことを自ら明らかにしてしまったといえるのではないでしょうか。     
                           <12月21日> 
<日程>
20県議団会議
24〃
28  仕事納め


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