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神山悦子
相馬共同火発の配管破裂現場を視察
 8月9日、関西電力の美浜原発3号機(福井県)で高温高圧の二次冷却水が噴出し、作業員5人が死亡するという大事故が起きました。
ところが、15日には、相馬共同火発2号機でも同様の事故が発生。幸いこちらは人身事故にならずにすみましたが、なぜ同様の事故が起きたのでしょうか。長谷部県議と高橋ちづ子衆院議員秘書、そして新地、浪江、原町の各議員と共に、27日現地調査をしました。
 相馬共同火発では、大屋副社長や所長など5人が応対、建屋4階にある事故現場もみました。破裂した配管はすでに新しいものに取り替えられていました。美浜原発と形は違うとのことですが、いったん細く絞りこまれるくびれがあることから、水流の乱れが生じ減肉しやすくなるという構造は同じです。15年は持つとして、調査もしていなかった配管は、肉厚1ミリ以下になり9年で破れたのです。それは、1号機の材質は磨耗しにくいクロム入りなのに、2号機は炭素鋼だったからです。しかも、1号機は日立、2号機は東芝とメーカーが別で設計も違っていたのに、作業しにくいからという理由で途中から1号機と同じ構造へ設計変更させていたこともわかりました。1号機についても、この日の24時に止めて検査するとの説明でした。いずれにしても、原因究明と安全確保に万全の体制をとること、情報伝達のルートを明確にするよう求めました。
それにしても県当局は、事故情報を受けておきながら部長へ届いたのは2日後です。こちらも火発への認識は全く甘いことが露呈しました。     
                             <8月30日>
<活動日誌>
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4〃
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6 9月県議会に向け政調会


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